河原電子ビジネス専門学校(愛媛県松山市)は11日、ネットショップを運営できる情報技術(IT)人材を育成しようとヤフー(東京)、サイバー大(福岡市)と教育契約を交わした。出店や運営などに関しヤフーとサイバー大が構築した教育プログラムを提供する。
 ネット通販の市場規模は拡大しているが地方ではエンジニアが不足しており、ITビジネスの活性化を目指しヤフーが発案。サイバー大と連携協定を結ぶ河原電子ビジネス専門学校での実施が決まった。
 既に情報ビジネス科の2年生24人が受講中。7月下旬にかけて9回の講義があり、実務やマーケティング論などを学ぶほか、4チームに分かれてヤフーが運営するショッピングサイトに出店し、商品を販売する。夏休みにはネット販売に力を入れる県内企業でインターンシップ(就業体験)を行う予定という。